今日開催するユニバーサルカワイイ!
芦屋市身体障害者福祉協会さんと協働主催。
総合プロデューサーもつとめています。
ユニカワを開催するにあたっての想いを書きます。
強い想いは2つ。
私は25歳から育児と介護をひとりでしてきています。
その頃、介護は自分の子供が手が離れて降りかかるものだと思っていたので
介護をしているという自覚がなかった。
介護をしていた祖父と母の性格もあいまって
家のドアを開ければ周りに勘付かれないように2人は元気です!と演技をして
育児団体の代表もしていて雑誌などにも出てたから頑張って笑顔をつくり
毎日W家事、介護に育児に仕事をしている状況でしたが誰にも分からないように必死。
元義両親にもいびられるし本当に泣く場所もすがる場所もない毎日で
家族だけではなく、育児団体のメンバーも300人となっていて率いないといけない状況。
この時に父が一人っ子ではなく妹がいる事もわかり…
一人で抱えるには色々な事が重過ぎた。
この頃からストレス性鉄欠乏症になり貧血を起こす事が増え、
ストレスがかかると何を食べても痩せていき円形脱毛症などになり、その名残は今もある。
息を吸うたびに毎日溺れてるような毎日。
2人が亡くなり、離婚した時、誰にも近寄ってほしくなくてSNSを全て削除。
不思議と大丈夫?って声をかける人はいなく、
ただ理由をつけてご飯に連れ出したり、作ったおかずを届けにきたり
ただただ寄り添って見守ってくれました。
だから私は生きていられます。
思いだすのは背中をさすってくれた看護師さんだったり、まわりの何気ない優しさです。
今まで施設紹介業などで介護相談をしてきたけど私より強いなと感じたご家族はいなくて
自分が介護をしている自覚がない方もいっぱいいます。
自覚がないって事は相談しない→サービスを使っていない=自分だけでもがいてるかもしれません。
介護や障がいはどうしてもネガティブなイメージを持たれてしまうからこそ話しづらい。
そして聞きづらい。
でもおしゃれやカワイイものからなら話しやすかったり少しの相互理解が生まれると思ってる。
区別や差別はなくならないけど、ちょっとのきっかけが相互理解になって輪が広がる。
私は世界でも通用して小さい子から高齢の方まで気持ちが上がるカワイイ。
自分の強いコンプレックスでもあったカワイイを軸に
私がまわりから救ってもらったように次は私が孤独や不安を抱える
そんな人たちの力になりたいし、背中をおしたい。
だからカワイク介護をつくり、ユニカワを開催した。
思いに共感して協力してくださった方々には感謝しかないです。
そして介護してるのに綺麗、介護してるように見えないってなにそれ?って思う。
介護をしているとくたびれているってイメージなんだろうなと。
一人で家事して介護して育児して仕事して…鬼努力してる!
私がくたびれまくって汚かったら話かけてこなかったり誘わなかったり、私に任す、かけるって事はしてもらえなかったと思う。
世間はそういうもんだと思います。汚くてキレイ。
私は代表だし、娘や家族のためにも不幸自慢なんてしない。
不幸じゃなくて経験を人よりつみまくってるから人にも伝えられたり守る事ができる。
何かのせいにして諦めるって事はできるだけしたくない
だから私はカッコよくカワイクいる。
大切なのは本質。
ユニカワは本当にその象徴で行政や民間、年齢や職業色々なものが混じってる愛に溢れてるイベントです。
たくさんの人がいっぱい協力してくれたことに本当に感謝します。